全知P連:会長活動報告
全国特別支援学校知的障害教育校
PTA連合会
会長活動報告

2024/07/16
要望書提出 文部科学省・こども家庭庁へ
全知P連で集約した要望書を文部科学省とこども家庭庁へ提出してまいりました。
午前中に文科省初等中等教育局 特別支援教育課との懇談をし、さらなる想いをつたえました。
午後にはこども家庭庁支援局 障害児支援課との懇談をしてまいりました。
両省庁の皆様それぞれ、真摯に聞いてくださいました。
写真はこども家庭庁

要望書をお渡しするにあたり、感じたことを書き記しておきます。
私もまだまだ学び途中ではありますが、このように要望を持参して懇談をする流れで、
省庁の皆様と意見交換を何度かできると、より子供達の現状をお伝えすることができるのではないかと感じました。
許される時間は多くないものの、今後の活動につながる様伝え続けることの大切さも感じる時間となりました。

2024/07/06
全国特別支援教育推進連盟 第2回理事会に参加して
 東京は連日の猛暑日が続いています。まるでサウナに入っているかの様な湿気と厳しい夏の日差しが肌に突き刺さる様です。さて、7月5日全国心身障害児福祉財団ビル内で行われた、全特推の第2回理事会に全知P連会長として初めて参加いたしました。特別支援に関わる活動を日本全国を舞台にして活躍していらっしゃる方々との交流を通して、さらなる学びを広げ、深めていきたいと思いました。
 今後の全特推の活動について、文科省「障害者の生涯学習の充実」、スポーツ庁「障害者スポーツ振興について」、国立特別支援教育総合研究所の研究活動について丁寧にお話ししてくださいました。その中で知的障害を持つ子どもの親として改めて生涯学習、余暇活動について私なりに書いてみます。(あくまで私個人の見解です。)

 障害を持つ子ども達は、興味が偏りがちであったり、活動に付き添いが必要になることも多く、自分で活動に参加しようというよりは、親が、これならできるかなと判断して、させてみようとしても、活動の見通しがうまく立たなかったり、思ったとおりではないと癇癪をおこしたり、親にとって連れていくことの難しさに直面することがあります。ポジティブな経験値を増やしていくことは容易ではありません。さらに余暇や自由時間の過ごし方の種類を増やすことや(親のエゴかもしれませんが)子供の余暇を充実させるということも、容易ではありません。子どもとしては家でゲームやデバイスを使用して楽しむ以外に楽しいことって何があるの?と訴えてきそうです。国や自治体が仕組みが整えてくれ、都立特別支援学校活用促進事業や、生涯学習の一環として都立学校体育施設開放事業が功を奏し、活動の場が増えていくことは喜ばしい反面、ソーシャルストーリーを施しながら実際に活動に参加させられるかは、もしかすると親の腕の見せ所なのかもしれないし、学校でさまざまな活動を通して、子どもの長所を見つけられたらラッキーなのだろうか。理想としては、子どもが生涯を通して余暇として機能する「何か」に出会えることである。場が増えること、理解啓発が進み、その場がインクルーシブな環境であることを願いたい。


 

2024/07/01
令和6年度新体制発進!
皆さま、こんにちは。
これから1年間全知P連会長として活動を発信してまいります。
6月28日の定期総会では令和5・6年度の役員・理事さん、日本全国から集まってくださいました。
一番遠いところでは、北海道の夕張。頭が下がる思いです。
皆さんとたくさんの現状、これからの活動についてお話しでき、
有意義な時間になったのも、皆さんのおかげです。
全員とお話しできたかな?今度会えるのは全国研究協議大会in山形。それまでお元気で!
今年一年、どうぞよろしくお願いします。

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